「ウルトラクイズ」と「笑ってはいけないシリーズ」の終わり方、似ていませんか?

おはようございます。

ヒューです。

ふっと思い立ったので書いておこうと思います。

アメリカ横断ウルトラクイズ

伝説のクイズ番組です。後楽園球場・東京ドームの第一次予選・自由の女神の○×クイズから始まり(第4回から?)、海を渡り、アメリカ(大陸)を旅行しながら所々でクイズを行い、決勝の地ニューヨークをめざします(数万人のうち、たったの二人!)。勝てば天国、次のチェックポイントに進めます。負けるとキツい罰ゲームを行い、日本に強制送還。ヒューマンドキュメント、様々なクイズ形式、福留アナ(トメさん)が司会から問題読みまで全部やってしまう鉄人っぷり(最後の2回は福沢アナ)。毎秋1か月ほど、全16回プラス「今世紀最後」※20世紀。今は兄弟番組の「高校生クイズ」が、形はだいぶ変わってしまいましたが、残っています。

最後の2回は、総合司会が福留功男アナから、福澤朗アナに交代しました。その他スタッフらもだいぶ変わったようですね。交代後は2年で、いつの間にか終了していました。17回があるはずの年、しれーっと年末に突入したのは今でも忘れません。企画はあったようですが、魅力減?、大赤字(笑)、運営側入れ代わりなどなどが原因で?スーッと終わりました。数年後に「今世紀最後」として福留アナを復活させてやりましたが、だいぶスケールダウン、オールドファンはクイズ形式の違和感を感じた回でしたでしょう。このあと、一度も開催されていません。少なくとも元気な福留アナがいなければ成立しないのもわかりました。このまま伝説でいいかと思います。

なお、最近、雑誌「ようちえん」の付録で、ウルトラハットがありました。なぜ今!?!?ビックリしました。

笑ってはいけないシリーズ

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」から派生した、年末年始放送のバラエティ番組です「絶対に笑ってはいけない〇〇」として、いろんな世界、職業、場所で、そこでの任務を遂行しながら、様々な芸能人、有名人たちが笑いの刺客となり、5人を笑わせにきます。笑うとお尻を叩かれます。様々なコーナーを作り、年末恒例の番組でした、

しかしコロナ禍での密を避ける収録で、内容が変わり、ダウンタウンたちの高齢化(ほぼ24時間撮影)、昨今の放送内容に対するクレーム?(ビンタ、タイキック、そもそもお尻を叩く)、ネタバレ騒動などがあり、昨年が最後、今年はやりません、と、こちらもしれーっと終わりました。

最後に

最近のテレビ番組は、かつてのような破天荒なことができず、少しでもセンシティブな反応があると謝罪、お蔵入りとなります。大胆さがなくなり、経費削減やコロナ禍の影響もあり、テレビはおとなしい情報番組(ひな壇やコメンテーター)がメイン。クイズも芸能人のみ等一般参加番組の減少。「鬼滅の刃」も「遊郭編」なだけで日曜23:15に追いやられる、など、だいぶつまらなくなってきています。「時代の流れ」と言わず、「何が面白いのか」「視聴者が知りたい、望んでることはなにか」に立ち返って、規制な風潮もホントにこうなのか、と、見直してもいいのではないでしょうか。ネットは(ほぼなんでも)やり放題なのですから、平等ではないです。もう少しなんとかなりませんかね。

視聴者ファースト?と、テレビ局が作りたいものファースト?、でいいものできるのでは?明るい未来を切に願います。

それではまた。

2021年12月13日