おはようございます。

ヒューです。

では続きです。

6区

山下り、先頭の青学大は昨年好走した高橋。しかし序盤からペースが上がらず、彼としては凡走でした(区間8位だったかな)。この辺から順天堂大が上がってきます。区間賞は同大の牧瀬。順位もガラガラ変わり、先頭は2位と逆に差を広げました。

7区

青学大はここに、一昨年の2区戦慄デビューの岸本を登録変更で配置。ここで初めて今大会の同大の区間賞。来年も楽しみなので怪我だけはしないでほしいです。先頭が区間賞なので、後続との差は開くばかりです。逆にシード権争いは競っていて、白熱しています。

8区

先頭の青学大は登録変更で、「駅伝男」の佐藤一世を投入。まだこんなに強い選手が残ってるとは、驚きです。怪我して満足に練習出来ず、後続と19秒ほど詰まりました。区間賞は2位の順天堂大の津田将希(すだ……に似た音(汗))佐藤は区間2位。ということでノーダメージでした。駒沢大の昨年のスーパールーキーの鈴木芽吹を、攻めのオーダーとして配しましたが、怪我と練習不足がたたり区間18位。万事休す。しかしこのあともっとダメージ喰らいます。

9区

青学大の監督の区間配置は毎回スゴいと唸らされます。この区間の中村は、昨年2区でブレーキでしたが、裏区間の9区で、なんと今年は区間新記録の快走を見せつけました。ピクニックランせずに突き放し、「ゴン攻め」したことで、あとは記録更新のみの興味となりました。2位の順天堂大が失速、駒沢大が挽回し始めました。

10区

青学大はアンカー中倉までもが区間新記録。総合優勝、復路優勝に、それぞれ記録更新の花も添えて、恐ろしい強さを発揮し、見せつけました。脱帽でした。駒沢大も3位まで押し上げ、意地を見せました。2位の順天堂大、復路2位の東洋大(スーパールーキー石田は見たかったです)、中央大も古豪復活!?久々にシード権を獲得しました。ラスト1キロで10位の東海大が脱水症状?で失速、法政大にシード権が変わるドラマがありました。早稲田大明治大などの常連校はシード権を落とし、新興勢力の創価大、東京国際大、中堅の帝京大、國學院大はシード権を取りました。駿河台大は19位、タスキは見事に繋げ切りました。

まとめ

青学大は大学3大駅伝の前2つがどうであれ、箱根駅伝だけは別物の強さを発揮します。ブレーキもほとんどなく、前走の惜敗もありましたが、1年生から全ランナー、躊躇なく勝負をかけていました。こちらのスーパールーキー鶴川がエントリーもできない選手層。順調に行けばしばらく優勝候補でしょう。今年はうまく行き過ぎた感がありますので、油断大敵です。

他大学もしっかり振り返りをして、怪我もせず、練習を積んで、見ごたえのある「レース」をしてほしいです。素質ある選手は各大学に散らばっています。監督や運営側だけでなく、学生一人一人が「自律」して自分と向き合えるかがポイントですね。全体練習の質、量の他、補強、メンタル、リラックス、勉強(汗)などは個人で判断しての行動にかかっています。自ずと全体の雰囲気もよくなり、ますます強くなりますね。失敗を活かしたチームが、来年栄冠に輝くでしょう。

先頭の大学中心に書いてしまいましたが、来年も楽しみにしています。「自律」わたしも少しは成長しないといけません。

それではまた。

2022年1月6日(東京も雪)

コメントを残す