おはようございます。
ヒューです。
昨年は案外しっかりとした記事書いてましたが、今年は簡単にまとめます。
※今年も敬称略です。
1区
1区は、中央大の吉井が独走し、15年ぶりに区間新記録となる快走でした。今年は結果を出しました。優勝候補の大学たちも大したブレーキはなく、花の2区へとつなぎました。
2区
2区は、駒沢大の田澤が、現役最強学生ランナーの評判通り、区間歴代4位のタイムで1位に上がりました。青学大の近藤も好走し2位に上がりました。二人のヴィンセントは明暗分かれました。東京国際大のイェゴン・ヴィンセントは、故障があり、本来の走りが見られませんでした。国士館大のライモン・ヴィンセントはイェゴンより速かったので、大学過去最高順位が見えました。順天堂大の三浦は、オリンピアンで3000メートル障害7位入賞も、きっと箱根駅伝の20キロ強の距離は彼にとって長いのでしょう。昨年同様凡走でした。来年もどうでしょうか。層が厚い大学なので、ネームバリューより適切な区間配置を考えるべきでしょう。
3区
3区は、東京国際大の日本人エース丹所が区間賞を取り、駒沢大が大ブレーキの中、2位となりました。1位は青学大でした。1年生、大学駅伝デビューの太田が、一旦丹所に並ばれて並走後にスパートを仕掛けて突き放すという離れ業(汗)青学大は3区が好走するときは優勝が見えてきます。他校が一番イヤな展開『青学大が先頭』が、早くも訪れました。
4区
4区は、青学大はキャプテン飯田。後続を突き放しました。飯田は8区(遊行寺の登り坂要員)だと思ってました。アップダウンの多い4区でかつ、過去配置ミス準備ミスで失速した区間でしたので、キャプテンで盤石の布陣を選んで、見事正解でした。この辺から他校は霞んできまして(汗)他の話題に。初出場の駿河台大は、4年生でも31歳の「先生休職」が、繰り上げスタートなく元教え子の5区永井にタスキリレー出来たのが感動を呼びましたかね。駿河台大は繰り上げスタートなくタスキをつなぎ続けたのは初出場ながら立派でした。
5区
5区は青学大の「若の神」1年生の若林。序盤はゆっくりで、2番手と差が詰まり、2番手以降が希望を持って走っていました。ところが若林はキツい坂のあたりから、むしろペースが上がり、区間上位レベルの走りになりました。これやられたら後続はキツいですよ。飯田らを押しのけて山登りを勝ち取っただけのことはあります。これで青学大は往路優勝を決めました。2位は帝京大(同大最高順位)、3位駒沢大。2位と2:37差。駒沢大も3分以上離されました。復路の強さから見て、実際は逆転はほぼ絶望的でした。
往路まとめ
パワフル大作戦の青学大が横綱相撲、ガッチリ首位わキープしました。他チームはどこかでブレーキがありました。青学大は区間賞なくとも皆安定した走りと、期待に応えた1年生の勝負強さを見ました。駒沢大も温存している選手がいます。接戦や逆転はあるのか。また、シード権争いも例年通り、4、5校が僅差です。15校は時差スタート。首位が早いのに他校も食らいついてはいますね。では復路編に続きます。
それではまた。
2022年1月5日